大企業の超エリート達が受ける日本一のビジネス研修

こんにちは、ガリヴァーです。

最近、自分の上司(部長)の研修課題を手伝っているんですね。
この研修ってのが、まじでえぐい。

まず、自分の会社では1年に1名しか参加できない研修です。
しかも、社長がOKを出した人でないと選ばれない、狭き門です。

自分の会社で言うと、社員4000人くらいだから、
1/4000で選ばれたってことになります。

そして、この研修には日本の名だたる大企業からも、
1名ずつ参加しています。

銀行、証券、飲料メーカー、自動車メーカー、化学メーカー、コンサル、
生活資材メーカー、総合商社、海運会社、T V局、広告代理店、

などなど、

誰もが一度は聞いたことがある、大企業のエース社員が
参加している研修なんです。

研修のテーマは、「未来の経営者を育てる」です。

失われた30年と言われている日本
GDPランキングも4位に転落してしまった日本

そんな日本の未来を変えるためには、
超優秀な経営者を育て、大企業が日本を牽引する

と言うコンセプトの研修です。

聞いただけで、やばそうでしょ??笑

この研修は1年間続きます。
しかも毎週土日に講義が開催される。

平日めっちゃ働いて、土日は研修で終日講義を受ける。
スーパーハードですw

自分の上司もよくこんなハードな研修に続けられるなって、
まじですごいって思います。

毎回の講義で登壇するのも、日本の超一流で著名な専門家ばかり。

AI研究の第一人者、サステナブル経営の第一人者、
ハーバード大卒、最年少で外資系コンサルの役員になった日本人、

今は日本の大企業相手にコンサルをしまくっている
超人のようなコンサルマン

毎回の講義でこういった強者が登壇します。
それを土日の朝8時から18時までほぼぶっ通しで受けている。

毎週、上司から講義で何を学んだのかを聞くのですが、
内容がめちゃくちゃ面白い。

講義の中で登場する本とか講演者の名前とかメモって、
僕もコツコツ勉強しています。
目次

最大にして最強の研修課題

上司の研修がまじでやばいことはお伝えした通りですが、
研修には最後の最後にまじでえげつない課題があります。

それは、

・自分(自分の上司)が社長になった際の「経営構想」
・そして社長就任時に行うスピーチ

これが研修の最大にして最強の研修課題になります。

もちろん毎回の講義で大量の宿題は出ているのですが、
全てはこの経営構想と社長就任スピーチに集約されます。

もし自分が時価総額3兆円級の大企業の社長になったら?
どんな経営をする?初日のスピーチでは何を話す?

パッと言われただけでは、見当もつかないですよね。

しかし、この研修課題に対して、
上司から「助けてくれ・・・」と言われたので、最近手伝っているんです。

G Wは一緒に徹夜もしましたw

自分の勉強にもなるし、楽しいから全然いいんですけどね。w

各社のエース社員が作る経営構想を読んで分かったこと

上司の課題を手伝う過程で、
僕も他社から参加しているエース社員たちが買いた経営構想やスピーチを
一緒に見ながら学んでいます。

大体20人分くらいの分を読んだかな。
その中で見えてきたんですが、経営構想やスピーチにはパターンがありました。

もちろん1つ1つが個性に溢れていますし、
各社の状況も違うので全く同じとは言えないです。

でも色々な会社のエリートサラリーマンが書いた経営構想と社長就任スピーチを
研究する中で見えてきたことがありました。

それは、

1)創業の歴史・自社のDNAを明確にする
2)自社が抱える現状の課題と、自社がなりたい理想の未来を明確にする
3)自分が社長になったら、こうすれば叶うよって再現性を主張している

大きく言うと、この3点です。

1)創業の歴史と自社のDNAを明確にする

まず1)について説明します。

どの会社の経営構想やスピーチも、基本的には創業の歴史から始まります。
みんな大企業だから、創業70年とか100年とかがゴロゴロいる世界です。

でも当たり前ですけど、創業者の人は死んでますよね。
そして今やっているビジネスは、創業時のものとは大きく変わっている。

だって社会が大きく変わってるから。

だから、みんな忘れちゃうんですね。
創業者がどんな人で、何のために会社を作ったのか。

これを改めて思い出すこと、明確にすることを、
僕が研究した人たちは全員やってました。

そして、創業の歴史がわかると、会社のDNAも見えてくるんですね。

自分の会社にあるDNA
何となく共通している社員の雰囲気
大切にしている価値観など

創業の歴史や物語と一緒に語られると、
めちゃくちゃ心に響きます。

記憶に残ります。

だから、1)創業の歴史と自社のDNAを明確にすることを
大企業の経営者は大切にするんですね。

2)自社が抱える現状の課題と、なりたい理想の未来を明確にする

これも非常に大切な要素です。

だって社長に就任する超優秀なエース社員が作る、
経営構想と社長就任スピーチですから、

この人に任せたら大丈夫!
この人ならやってくれる!

と思われないといけません。

そのためには、自社が抱える現状の課題と、
将来なりたい姿を語ってもらわないと、

この人についていきたいと多くの人は思わないでしょう。

文字にすると簡単そうに見えるんですけど、
この現状の課題特定と、理想の未来ってのが、

大企業だとなかなか明確に特定するのが難しいんですね。

そもそも色々な種類のビジネスをやっている、
人材も研究者から営業、法務、財務、経理などなど
ポジションも豊富。

大企業の従業員平均年齢も大体40歳くらい。

これだけ色々な社員がいる中で、
自社の課題はこれだぜ!!と明言するって結構難易度高いんですね。

誰かを傷づけるかもしれない、
誰かに反対されるかもしれない、

そんなことを思うと経営者って凄まじいほどの決断力を
求められる超絶かっこいい人だなって思います。

そして、課題を特定したら、理想の未来の出番です。

今後、自分たちはどこに向かっていきたいのか?
自分たちが行うべき価値提供ってなんだ?
自分たちは誰のどんな悩みを解決できるのか?

こういった部分ですね。

これもね〜大企業だと難しいと思います。
なぜかというと、未来がどうなるかわからないから・・・

今や地球温暖化が進行し、人口も増え続け、
VUCAの時代といわれたりもしますが、

まじでこの先地球で何が起きるかわからない時代です。
その中で、私たちの会社にとっての理想の未来はこうだ!と
言い切るのも大変です。

でも、1)で記載した創業の歴史と自社のDNAと照合しながら、
考えると意外に見えてきたりするんです。

不思議なことに。

だから1)を考えることが重要だってことにも改めて繋がります。

3)自分が社長になったら、理想の未来は叶うよって再現性を主張する

最後は、自分が社長になったら、現状の課題は解決され、

理想の未来によって進み始めるよっていう要素になります。

これは経営者となった人が具体的に何するの?

どうやって会社を変えていくの?っていう部分ですね。

いくら口で課題や理想の未来といったって、
具体的に何するの?どうやってやるの?ってところが気になります。

この部分がないと精神論だけの話になってしまいますから。

この部分を語るには、事実やデータが必要になってきます。

今自社はこのような状況だから、
具体的にこのような打ち手を取れば、会社は良くなるといったことを
データや事実に基づいて示しています。

また自社のお客さんにヒアリングして調査するってこともやってる人もいます。

また、マーケットは自社に対して何を求めているのか?も分析されています。

自分がやりたいことあっても、
市場や顧客が求めていないことやっても全然違う方向に進んでしまいます。

この辺りを丁寧に文章やスピーチに落とし込みながら、
自分が社長に就任した時の経営構想とスピーチを作り上げていきます。

上司を成功に導く部下になる

上司から泣く泣く頼まれて、依頼を受けてしまったので、
この際自分もどっぷり浸かって、とことんやってやろうと思います。

やればやるほど、自分も知識を得ることができる。

「どんなに大変な課題でも絶対何とかなります」
「ピンチの時こそ楽しみましょう」
「自分がいれば大丈夫」

と上司に毎日呟いているこの頃です。

自分の理想とする姿は、
今回のように大企業の会社員として得られる機会やチャンスを最大限活用し

同時に大企業では’絶対に教えてくれない’、
世の中や人間の原理原則、お金を稼ぐために必要な知識を
身につけ、将来の人生の選択肢を増やすこと。

学んだことは全て発信していくので、楽しみにしててくださいな。


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