こんにちは、ガリヴァーです。
久々に自分の仕事やキャリアの話をします。
海外で仕事をしていた時の話をします。
自分は社会人歴13年目を迎えますが、
キャリアの半分は海外で仕事をしていました。
内訳は、アメリカに２年、ロシアに６年間いました。
学生時代の頃にアメリカで留学をし、
必死こいて英語を勉強して、TOEIC９００点を取得した頃から、
将来は海外で仕事がしたいとずっと思っていました。
憧れていた総合商社に入社し、
1年目から海外との取引・コミュニケーションは当たり前と言う環境でした。
毎日仕事をするのが楽しく、会社に行けば行くほど、
自分の成長を感じられました。
そして、ついに入社4年目でその夢は叶いました。
最初の国はアメリカ。
当時は２６歳だったかな。
失うものは何もなく、一生懸命目の前の仕事に取り組んだ。
仕事はめちゃくちゃ厳しくて、毎日何かしらの問題が必ず発生。
そして３ヶ月に一度はA4 １０ページにも及ぶレポートを作成する必要あり、
それが本当に嫌だった。
締め切り前には泣きそうになりながら、原稿を書いていた記憶がある。
「俺まるで作家じゃん」とオフィスに遅くまで残って仕事する自分を、
鼓舞していた記憶がある・・・切ないw
そして、アメリカ人の友達と死ぬほど遊んだ。
毎週金曜の夜は必ずダウンタウンに繰り出し、
朝方までバーやクラブに通いました。
そして２ヶ月に一度はアメリカ人の友達４−５人と一緒に、
アメリカの大都市（ラスベガス、LA、ニューヨーク、マイアミ、シカゴ、
シアトル、ニューオーリンズ、アトランタ etc)を旅してました。
これがマジで楽しかった。
自分一人だと知らないような世界、絶対にできない体験をすることができた。
本当に当時一緒に遊んでくれたアメリカ人の友人たちには
感謝してもしきれない。
今でも連絡を取り合っており、そのうちの一人は先月日本に遊びにきてくれました。
京都の高級旅館を予約して、浴衣を着て、温泉で思い出話をした時間は最高だった。
２カ国目はロシア。
アメリカとはガラッと変わって、とても印象深い国。
ロシアって言うと、日本人にとっては、怖い印象があるかもしれないけど、
本当にロシア人は人が良い。
日本人に気質が似ているかもしれない。
やる時はやる！人と人との絆が一番、など、日本人が共感できる部分が多いと思う。
ロシアには4年間住んでいて、仕事とプライベートの両方で、
ロシア人の友達もたくさんできました。
アメリカの時と同様、ロシア人の友達と遊ぶことで、
本当に色々な経験や知らない世界を体験することができた。
ロシアでの思い出は死ぬほどあってあげればきりがないけれど、
何か１つ挙げろって言われたらサウナかなぁ。
ロシアの冬はとにかく寒いので、ロシア人はサウナが大好きです。
僕が住んでいたのは、ロシア第二の都市でサンクトペテルブルクという街でした、
サンクトペテルブルクは、帝政ロシア時代の首都であり（現在の首都はモスクワ）、
日本でいうと京都って感じかな（モスクワが東京）。
街の至る所にサウナがあった。
サウナにも２種類あって、公共サウナとプライベートサウナ。
公共サウナは、日本でいうところの銭湯みたいな感じで、
２時間1,000円くらいで入ることができる。
僕は仕事終わりに１人で通うこともあったなあ。
面白いのは、サウナの中に入ると、大きな葉っぱが置いてあって、
知らない人同士であっても、互いの背中を葉っぱでバシバシ叩きます。
この葉っぱが独特の匂いがするんだけど、
叩かれると健康に良いそうです。
サウナに１人で行くと、大体外国人は僕一人なので、
めちゃくちゃ話しかけられます。
現地で家庭教師をつけてロシア語を勉強していた僕は、
これぞ実践レッスンって感じで、大柄な男たちとサウナの中で
葉っぱでの叩き合いを楽しんでました。
目次
グローバルマインド
改めて振り返ると、僕の人生には外国とのつながりが欠かせない。
外国人の友達と一緒にいると本当に幸せだし、学びも多い。
だから、今の仕事を通して、海外を身近に感じることができるのは、
とても幸せで嬉しい。
そんな６年間の海外生活を通して学んだ、
海外で楽しく生活するためのマインドは、
「人類全員動物である」に尽きるかなと。
どういうことかというと、別に日本人だからとか、
アメリカ人だからとか、ロシア人だからとか、
人種に関係なく、全員同じ人間＝動物じゃんってことです。
同じ動物として、嫌なことされたら嫌いになるし、
思い遣ってくれたら好きになる。
人間関係に国籍の違いなんてないし、
どこ出身かなんてあんまり気にしても関係ない。
一人の人間として、自分が相手にどれだけメリットを提供できるかが、
仲良くなれるかの鍵だし、海外生活を楽しむ秘訣かなとマジで思います。
最近は役職が管理職になったので、
会社で新卒採用の面接官とかもやるんですが、
就活生から「海外に行って特別に意識したことはありますか？」とか、
「海外で仕事を成功させるためには何が必要ですか？」とか
いろいろ聞かれるんですが、僕の結論は「人類全員動物である」っていう
マインドじゃない？と伝えてます。
どこの国に言おうが、どこの国の人と一緒に仕事をしようが、
何人と仲良くなろうが、そこにあまり意味はなく、
一人の人間＝動物として、肩の力を抜いて、対等に付き合いができれば
いいんじゃないのって思ってます。
それが海外生活や海外で仕事をする上で成功する秘訣かなと。
だから、たとえば日本人同士て固まるとか、
現地の外国語を勉強しないのは僕はありえないと思う。
だってそれって、自ら自分とその国の人との間に、
線を引いていることになるから。
そりゃぁ仲良くなれないし、人間関係できないし、
プライベートも仕事もうまくいかないっしょって思います。
人類全員動物だぜっていうマインド、
これから海外生活する人には頭の片隅に置いてもらえると嬉しいです。
人生が変わる楽しい海外ライフを！！
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