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こんにちは、ガリヴァーです。 今日は仕事仲間から、面白い話を聞いてきたので共有します。 5年 この数字って何だと思います? 答えは、2つの会社が、 信頼関係を構築するまでにかかった年月です。 ちょっとやそっとの関係じゃありません。 「これから一生一緒にやっていこう」というレベルです。 そのエピソードを聞いたので、 紹介したいと思います。
信頼関係の物語
2つの会社とは、自分の会社(日本企業 A社)と
イスラエルのスタートアップ(海外企業 I社)のお話。
I社は今業界で急成長していて、
近いうちに上場するかもとの噂も立っているとのこと。
そんなI社からA社は、
日本における独占販売契約を獲得しました。
しかも驚いたいのは、獲得したというよりも、
I社からA社に「お願いします」と依頼されたそうです。
あんまりピンとこないかもしれませんが、
これって凄い事なんです。
上場を控える、もはやスタートアップと呼べない
ピカピカの会社が、「日本市場はお前に任せた!」と言っているわけです。
日本は世界的に見てもGDP4位の経済大国で、
大きい市場です。
その市場で「お前がいないとやっていけない」と言わせた、
A社は凄いなと思いました。
要した年月は5年
A社の担当者に話を聞くと、
初めてI社に出会ったのは5年前。
最初は有象無象とプレーヤーおり、
どの会社が今後勝ち上がっていくのか分からない中、
2社の出会いは始まったそうです。
海外企業と日本企業
当然、言語も違えば文化も違う。
そんな中で、日本人のお客さんからの要求をA社は真剣に聞いて、
I社に英語で伝えたそうです。
ただの通訳ではなくて、頼まれなくても、
お客さんの所へ足繁く通い、キーパーソンを捕まえて、
何度も話を聞く作業を繰り返したそうです。
A社はI社にメリットを与え続けたんですね。
2年目を過ぎたことから、I社とA社の関係は深くなり、
一緒に仕事をする機会がどんどん増えたそうです。
そんな結果が実を結び、
今回の日本市場での独占販売契約に至ったとのこと。
I社の事を一生懸命考え続けたA社、
それにしっかり応えて業界での自分磨きを怠らなかったI社。
美しいビジネス物語だなと思います。
信頼関係は長期目線
会社にしろ、人間関係にしろ、 信頼関係を構築するには長い年月がかかる事を改めて痛感しました。 信頼ってすぐにできるものではなくて、 コツコツ続けた先にあるもの。 そしてお互いが依存するのではなく、 自身も自分磨きを続けた先にあるもの。 目先の利益を追うのではなく、 長期目線で信頼関係を構築できる人間になりたいと思った次第です。 今行っているビジネスの発信も、 すぐに信用を得たり、すぐに上手くいく事を狙わず、 読者の人たちに有益になる情報を発信することだけを心がけ、 コツコツ続けていきたいと思います。 ガリヴァーでした。
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