自己紹介記事 〜サラリーマンやりながら情報発信する理由〜

就活で手にした内定通知
目次

このレポートは?

こんにちはガリヴァーです

このレポートは、なぜ僕がサラリーマンをやりながら
起業に向けてビジネスの勉強をしているのかを綴ったものです。

きちんとお伝えするためには、
僕が仕事を始めた22歳の頃まで戻らなくてはいけませんが、

中々面白い人生を送っていると思うので、
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

それでは始めます。

内定をもらった日

最終面接を終えたちょうど7日後の
午後4時頃に携帯の電話が鳴った。

両親と妹はその日時間家におらず、
部屋の中はシーンとしており、
携帯の音が部屋中に鳴り響いた。

僕は軽くエヘンと喉を鳴らしながら声を出す準備を整え、
コール音が3回鳴ったのを待って電話にでた。

「こんにちは、XX株式会社 人事部のXXです。」
「こんにちは、ガリヴァーです」

「審査の結果、ガリヴァーさんは当社の最終面接に合格致しました。
 是非ともガリヴァーさんと一緒に仕事がしたい。」

その言葉を聞いた時、僕はスッーと肩の力が抜け、
喜びが身体中から一気に込み上げてきた。

身体中の毛穴が人生史上最大レベルで開いたと思う。

興奮しまくって上ずる声を抑えながら、
「来年から宜しくお願いします!!」とその場で内定を受諾した。

よっしゃーーーーー!!
行きたかった会社から内定をもらったぜーーー!!

信じられないけど、これは本当なんだ。

就職活動で心も体もボロボロになったけど、
行動し続けた結果がついに出た!!

神様は裏切らなかった〜〜〜〜〜〜

人事部との電話を切った後、
僕は家の中でスーパーマリオのようにジャンプした。

そして数回ゆっくりと深呼吸をした後、
吉報を知らせるため家族に連絡をし始めた。

特に祖父と母親は喜んでくれて、
トンビがタカを産んだ!!とはしゃいでいたのを覚えている。

僕自身も行きたい会社から内定をもらえた事をひたすら喜んでいた。

僕が内定をもらった会社は、
今では時価総額は3兆円を越え、
日本のトップ50に名を連ねる大企業。

世界中でビジネスを展開していて、
海外で仕事をする機会もたくさんあるし、
社員の4分の1は海外に住みながら仕事をしている。

僕は大学時代にアメリカに留学をしていたのだけれど、
その時からずっと将来は海外で働きたいと思っていた。

この会社なら海外で仕事をする事もすぐに叶うかもしれない。

大勢のアメリカ人を前にプレゼンをしている自分の姿が目に浮かぶ。

平均年収も1000万円を超える会社だし、
すごい人たちがたくさん働いているのだろう。

ここから自分の新しい人生が始まるんだ。

妄想すればするほど頭の中で広がる、
薔薇色の社会人生活を抑えるのに必死だった。

本当に・本当に・本当にこれから先の人生が
楽しみで仕方がない。

4月になるのが待ち遠しすぎる。
早く仕事を覚えて、誰よりも早く成長したい。

内定の連絡をもらった日の記憶は、
僕の人生でも忘れられない思い出の1つである。

仕事の内容

僕の会社は色々な業界でビジネスをやっているのだけど、
僕自身は1年目の時から自動車業界に関わる仕事をしている。

一番最初に携わった仕事は、
アメリカから日本へ自動車の部品を輸入する仕事だった。

少し専門的な話にはなるけれど、
僕の仕事を細分化すると以下の通り。

・海外のメーカーから部品を購入

・購入した部品を海上コンテナに乗せて日本の港まで運送

・日本に到着したら、自社で保有する大きな倉庫に在庫する

・日本にいるお客さん(自動車メーカー)から発注が来たタイミングで部品を販売・納入する


このスキームは、

お客さんである自動車メーカーが
世界中の色々な国から必要な時に必要な分だけの
自動車部品を調達することが難しい

という悩みを解決している。

もう少し噛み砕くと、

■お客さん:
自動車メーカー

■悩み:
・車作るには海外からも部品を輸入しなくちゃいけないんだわ。車作りって難しいね。
・わざわざ海外から輸入するって大変。自然災害とか戦争とかストライキとか色々問題起きるし
・出来れば自分たちは車を作ることに集中したいのよ。
・誰か代わりに輸入やってくれる人いないか〜?

■自分たちの会社:
はい、喜んで全部やります〜おまかせください!

って感じですね。

と言うことでここまでの話をまとめると、

自分が1年目の時は、
アメリカから日本に自動車部品を輸入するビジネスを担当していた。

この仕事って僕にとっては
マジでテンションが上がる仕事で、

どんな所が好きだったかと言うと、

・外国人と仕事をする機会が多い
・英語も仕事で毎日使う
・アメリカに出張するチャンスも多い
・仕事で関わる人の数が多い(色々な人の話を聞ける)

などなど。

また、

アメリカ人から自分の携帯に電話かかってくる
↓
わざと、女性の前や合コン中に電話にでる
↓
英語喋るとかっこいい!と必ず言われる

みたいな効果もあります笑

今ではそんなことしませんが、
若手時代は英語を使って仕事をする自分に酔っていましたね。

はい、昔の自分はバカでしたΣ('◉⌓◉’)

その後も僕の仕事は基本的に海外と関わる仕事が中心。

一年目の時はアメリカから日本への輸入だけだったけれど、

年次が上がっていくうちに、

🌟(国追加)ヨーロッパ・韓国・中国・台湾から日本への輸入:入社2年目

気づけば海外出張に行くのが当たり前になっていた。
特に韓国はプロジェクトの立ち上げ責任者になったので20回くらい行った。

🌟(今度は輸出)日本→タイ・マレーシア・インドネシアへの輸出:入社4年目

これは金額が大きなプロジェクトで、日本と海外の連携がとても大事な案件だった。
現地採用の外国人を日本の本社に呼んだり、自分も現地に1ヶ月泊まりんだりしてた。

🌟海外で働く:入社5年目〜10年目

アメリカで2年、ロシアで4年間働いた。
基本は日本でやっていた事を海外で現地のスタッフと一緒に行う。
   
ただし立場が管理者になるので、外国人から見ると上司になる。
 
責任が重くなるので苦しいこともあるけど、
日本にいる時より自由に働けるし、 

何より海外に住んでいるので、プライベートは超充実。

アメリカにいた時はアメリカ全土を旅行した。
一番楽しかったのはアメリカ人の友達6人とラスベガスに行った旅行。

ホテルのセミスイートルームをみんなで借りた。
昼はカジノに行き、夜はクラブで朝まで遊んだ。

ここでアメリカ人流の人生の楽しみ方を学んだ気がする。

またロシアにいた時は飛行機で4時間あれば
フランスやスペインに行けたので、

ヨーロッパ中の国々を旅行した。

4年間で訪問した国は、

スペイン、ベルギー、フランス、イギリス、チェコ、クロアチア、アルメニア、ジョージア

もっとたくさんの国に行けば良かったと少し後悔している・・・

今の自分だったら毎週末どこかの国に行くのに。

でも後悔しても仕方ない。
将来死ぬまでにヨーロッパ中を好きなだけ周遊したいと思っている。

🌟海外企業に出資する:入社12年目 *今ここ

海外の自動車部品メーカーへの出資を検討している
(簡単に言うと投資する)。

検討チームは自分の会社以外の人たちもいて、
日本の一流弁護士や一流証券・銀行マンと組みながら、
自分が中心となって案件をリードする。

僕は今の仕事が大好きだ。

まず一流の人たちに囲まれているので、知識のインプットが半端ない。
一緒の空気吸ってるだけで頭良くなる。
   
さらに自分がリーダーとして案件を進めていかなくてはいけないので、

超優秀なエリート人たちに、

どう動いてもらうか?
どうしたら自分の考えに共感してもらえるか?

自分で作戦をたて、実行して成果が出るとめちゃくちゃ楽しい。
ドーパミンが大量放出。ドバドバ

頭はめちゃくちゃ使うし、
たまに集中力が切れてチョコレートに手を伸ばす時もあるけれど、

毎日毎日、質の良いトレーニングを受けている感じで、
成長を実感できるから仕事をするのが楽しい。

🌟部下の成長を楽しむ:12年目 *今ここ

12年目になったて課長職に昇格した。
昇格したら部下ができた。

今までは部下なんか欲しくないな〜
自由気ままに優秀な先輩たちと仕事できるだけでいいわ〜

なんて思っていたのが本音。

でも部下ができて感じたことは、
彼らの成長を見ると自分自身が幸福を感じるということ。

幸い僕の部下メンバーたちは良い人が多く、
今の所良い雰囲気でやれていると思う。

2年目の男子、12年目の女子、5歳年上の中国&台湾人 1名ずつ。

今では彼らに仕事が楽しいと思ってもらうことも、
自分の重要な役目だと感じている。

自分が仕事を楽しんできたように、
自分の部下にも仕事を楽しんで欲しい。

そんな成長機会を与えられる上司になることを目指して、
また最強のモチベーター上司を目指して日々勉強中。

ちょっとマニアックだったかもしれませんが、
これが僕がやってきた&今やっている仕事。

最近では中国への出張が多く、
0から会社を起こして会社を上場させて、

会社の時価総額は1000億円以上になっている、

中国のリッチランキングTOP100の経営者たちと
仕事をする機会が多いです。

彼らは相当なお金持ちで成功者なのに、
日本の会社から学ぼう、一緒に組んでデカいビジネスをしようと
考えている人たちが多い。

個人だったら絶対に会えないような人たちと仕事ができ、
また彼らの成功の秘訣や日々考えていることを
間近で学べるのは恵まれた環境だと思っています。

とりあえずは自分の部下メンバーたちと、
今担当している案件を2年以内に成功させて、

会社にがっぽりとお金を落とせるような成果を出すこと目指している。

仕事楽しいのになぜ起業を目指すのか?

今の仕事はめちゃくちゃ楽しいんです。

学びも多いし、何より自分一人では会えないような
超優秀な人たちや経営者と近い距離で仕事ができるから。

でも起業も目指したい!!

なぜそう思ったのか?

それはロシアで仕事をしていた時に出会った、
1人の起業家から頭を殴られるくらいの刺激を受けたからです。

その起業家とは、

僕と同い年のロシア人の女性起業家 アナスタシア。

彼女は僕がロシアで住んでいた
サンクトペテルブルク(ロシアで2番目に大きい都市)で
日本食カフェを経営してました。

アナスタシアは
TV東京の「世界!ニッポン行きたい人応援団」という
テレビ番組にも3回ほど取り上げられた起業家です。

https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/lifestyle/entry/2021/024801.html

初めてたい焼きを食べた時の感動が忘れられず、
ロシアでたい焼きを作れる人がいなかったので、

レシピを調べながら中国から輸入したたい焼き機を使って、
自分で作り始めたというマジでヤバい女性。

しかし、彼女は幼少期に苦労をしている。
彼女のストーリーはこんな感じ。

ソ連が崩壊しロシア連邦が創立された1991年、
アナスタシアは1歳だった。

当時のロシアは非常に治安が悪く、
不安定な時代だったそう。

彼女のお父さんは勤勉で家族のために一生懸命働いて、
将来のお金を貯めていたとのことでした。

しかし1997年頃からロシアで
インフレーション(通貨の価値が下がること)が発生し、
通貨の価値が大幅に下がった。

アナスタシアのお父さんが貯めていたお金の価値も
一瞬で紙屑になるレベルだったという。

その時からお父さんは体調を崩され、
6歳の時にお父さんは心臓を痛めて亡くなられた。

悲しみにくれるアナスタシアだったが、
その時テレビで放映されていたセーラームーンに夢中になった。

セーラームーンを見ると生きる希望が湧いてきたそうだ。

女性がたくましく前向きに生きる姿を見て、
自分もそうなりたいと思ったと言っていた。

アナスタシアにとって、日本は命の恩人。
生きる希望を与えてくれた大切な国だと言っていた。

そんなロシア人女性がロシアで作るたい焼き、
そりゃ売れるわ。

そんなアナスタシアと僕がどのように出会ったかと言うと、

毎年サンクトペテルブルクでは日本語を勉強しているロシア人学生が
日頃の成果を披露する場として、

日本領事館主催のロシア人学生のスピーチコンテストが開催されていた。

何人ものロシア人の学生が日本語を必死に勉強して、
将来の夢について日本語でスピーチをする。

行くのめんどくせえなと最初は思っていた僕だったが、
学生のスピーチに感動してしまった。

日本語なんて勉強しても、将来役に立つか、お金になるかも分からない。
実際、日本語を活かして仕事につくことは難しはずだ。

それでも日本の文化やアニメが好きだからと、
自分の興味関心にしたがって勉強するロシア人の学生はすごい。

話は少し逸れるが、
日本に関心を持ってくれている外国人は日本の宝だと僕は思っている。

いつか日本語でスピーチをしてくれたロシア人の学生のような外国人と
ビジネスをしてみたい。

彼らの力を借りれば、日本人だけではできないことも実現できる。
その国全土にアクセスできる。

日本が好きな外国人と、海外で勝負したい日本人がコラボして、
世界でビジネスを行う、

その仕掛けを自分がする。

そんなことを考えるだけで、ワクワクが止まらない。

話を戻すと、

アナスタシアと初めて出会ったのはスピーチコンセント後の懇親会だ。

懇親会はサンクトペテルブルク 日本領事館の中で行われた。

日本領事館の建物は古くに建てられた歴史ある建屋で
外観・内観ともに最高だ。

帝制ロシア時代にタイムスリップした感覚になる、
おとぎ話に出てくるような建物。

コンテストに景品を提供したスポンサー企業が招待され、
特別に用意された来賓用の大広間で
日本人シェフが作った料理が振る舞われた。

初めてアナスタシアに会った時、
僕は会場に用意された日本酒(獺祭)を飲んでいた記憶があるが、

この人間から放たれるエネルギーは他の人と何か違う
感じたことを鮮明に覚えている。

そこでの出会い以降、
僕は自分の仕事が終わると彼女のお店に通うようになった。

彼女のお店に行ってたい焼きを食べると
なんだか元気がもらえるのだ。

アナスタシアがいつもお店にいたわけではないけれど、
スタッフの子達も日本好きな子が多くて、
僕はロシア語の練習がてら足繁く通うようになった。

日本人の存在はロシアでは珍しいので、
お店のスタッフやロシア人のお客さんから、
日本について色々と質問を受けることも多かった

そんなことをしているうちに、
気づいたら自然とアナスタシアのビジネスを手伝うようになっていた。

YouTubeに寄せられる日本語の応援コメントを
英語に訳してアナスタシアに伝えてあげたり、

僕が日本に一時帰国する時には、
彼女のお店で新メニューとして使いたいと言うので
大量の土鍋をスーツケースに入れて運んだこともある。

合計12個の土鍋をスーツケースで運んだら
そのうち4個が割れてしまって、
アナスタシアにめちゃくちゃ怒られた

お店の新しいメニューを開発するため、
日本にいる料理人の先生を見つけ、
毎週日曜日にZoomで料理レッスンをすることもした。

僕は通訳担当。

日本語、英語、ロシア語と3か国語が飛び交い、
脳みそが極度に疲弊するんだけど、
アナスタシアやお店のスタッフが喜んでくれるからいっかなと。

料理人の先生とも今でもつながっているが、
彼も外国人に料理を教える経験は初めてで、
いつも楽しそうにレッスンをしてくれた。

英語を勉強してよかったな〜

アナスタシアとその仲間たちと過ごす時間は
当時の僕にとって癒しだった。

この頃から起業家という人生・生き方に興味を持った。

自分が本当にやりたいことを仕事にする
やればやるほど周りの人を笑顔にすることができる
自分が会社に行かなくても優秀なチームメンバーがいれば仕事が出来る
会社員よりも圧倒的に成長できる

とにかく毎日が楽しそう!!!

好きな時に好きなことでお金を稼ぐ。
頑張れば頑張るほど自分も楽しくなり、
周りに笑顔も増える。

そんな起業家・経営者の生き方に憧れを抱くようになり、
自分も挑戦したいと思うようになった。

またアナスタシア以外にも、自分の周りで起業する人たちが少しずつ増えてきた。

・同じ会社に入社した同期が会社を辞めて起業
・高校時代の同級生がメガバンクを退職してYouTuberに転身して成功
・最近通い始めたサウナのオーナーも22歳で起業
・アメリカ駐在時代に一番仲が良かったダニエルもアメリカで起業

なんじゃ、この起業ムーヴはと思っている。

でも横から見ていて、
彼らは人生を謳歌していて、生きているのが楽しそう。

そんな世界に行ったらどんな風に感じるんだろう。

自分の人生も変わるのかな?
もしかしたら今よりももっと成長できるのかな?

でも、今会社を辞めるのは勿体無い。

別に仕事が嫌いなわけではないし、成長できる環境も整っている。
もう少し今の仕事を続けて成果を残したい。

でもでも、

自分もいつかアナスタシアのように、起業家にもなってみたい。

じゃあ今の仕事を続けながら、できる範囲で挑戦しよう!!

本業を続けながら、

気づいたら起業家になっていた!ぐらいの方、自分らしいじゃないか。

これが僕がサラリーマンやりながら、起業家を目指している理由です。サンクトペテルブルク 日本領事館の建物

起業のやり方分からないからコンサル受ける

仕事を続けながら起業家を目指そうと思ったけれど、
知識がないから何をすれば良いかわからない。

勉強も得意だったらし、仕事も出来ると思ってたけど、
起業となると他の分野すぎてわからなかった。

とりあえずお金を稼がないと起業家にはなれないと思い、
色々なYouTubeを見た。

おすすめ副業10選!のような動画を見て、
自分に合っているものを探した。

実際にやった事としては、

・せどり
・ウェブライター
・社会人起業セミナー
・ココナラ

結局辞めてしまったがココナラはそれなりの成果が出た。

「英語の電話代行」というサービスを販売し、
3ヶ月で10万円くらい稼いだ。

・海外ショップから商品を購入したが連絡が途絶えてしまった人
・海外のブランドショップからブランド品を仕入れたい人
・海外の学校から子供の成績表を取り寄せたい人
・フィリピンで会社を設立したくて必要コストを現地コンサルに問い合わせ
・インドネシアの銀行口座が凍結してしまい、解除を求める人

多くの人の悩みを知って、それを解決してあげるのは楽しかった。

どれも本業の仕事のスキルを活かして出来ることだったし、
自分が1本電話をして英語で説明すれば解決する問題も多かった。

でも時間が取られる割にはお金が稼げないため、
途中でやめてしまった。

その後何をやればいいのか分からず迷走した。

どんな事で起業すればいいか分からず、

「自分が本当にやりたいこと」が見つかると言われて
40万円の自己理解講座を受講した。

このセミナーでは、クリフトストレングスという有料の性格診断テストを受講し、
その結果を活用しながら、事前に用意された数々の質問に回答しながら、

1週間に1度専属のコーチのセッションを通して、
自分への理解を深めるというものだ。

クリフトストレングス↓
https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/253634/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0.aspx

1時間で177個の質問に答え、自分の資質がわかるレポートが発行されます。
このレポートは、変な占いに行くよりよっぽど当たります!!

これって自分のことじゃん!!って必ずなるので、
体験したことがない人は一度やってみてください。

高い方(クリフトストレングス34)の方を購入するのがおすすめ。

クリフトストレングス5だと、上位5つの資質しか分からないけど、
34の方だと1位〜34位までランキングがわかります。

とことん自分の過去・現在・理想の未来と向き合うので、
自分への理解を深めるという点では最高の講座だと思っている。

会社で部下を指導する立場になって、
このセミナーで学んだ知識を活用する場面はとても多い。

僕のチームでは全員がクリフトストレングスを受講し、
お互いの個性を理解しあっている。

するとコミュニケーションがスムーズに行われて、
仕事の効率もすこぶる良くなる。

僕のチームの生産性やコミュニケーションの質の高さは
会社でも上位に入るのではないかと自負している。

しかしである、

当時の僕が知りたかったのは起業の仕方やお金の稼ぎ方であって、
出口のないジャングルを彷徨っているようだった。

2年間僕はジャングルを彷徨い続けた。

そんなある日、1本のYouTube動画を見た。

それは稼ぎまくっている美容整形外科 女医のマーケティング方法を
怪しい雰囲気の男性が解説している動画だった。

すごい低い声で顔出しもしていないし、
いかにも怪しい動画だったけれど、

言っている内容は僕がずっと知りたかったことを話している。

鳥肌が立って、体に衝撃が走った。

これだ!!
直感がそう言っていた。

動画を見た後は貪るように発信者のYoutube動画を見まくり、
ブログを読み漁った。

お金の稼ぎ方についてめちゃくちゃ詳しく発信している。
年齢は僕の1回り下だけど1年で億を稼いでいるらしい。

この人に会ってみたい。

ジャングルを抜け出せるヒントが掴めるかもしれない

公式LINEに登録すると1週間後に東京で懇親会をやると書いてある
参加料は1万円


こうゆう情報商材系の懇親会って怪しいのかな・・・
行ったら怖い人たち出てきて騙されないかな・・・

2時間くらい迷ったが、結局僕は懇親会に申し込んだ。

懇親会の会場は東京 恵比寿
20時スタートだったけど、緊張して30分前に到着してしまった

早く会場に行くのはなんだか怖かったので、
会場近くのマツモトキヨシで時間を潰した

その間も心臓はバクバクしていた

やっぱり行くの辞めようかなと思ったけど、
ここまで来たんだから行こう

別に騙されたって1万円を失うだけだと思い、
会場のシーシャバーに向かった

お店の中に入ると個室に通された。
薄暗い部屋の真ん中に金持ちオーラ全快の青年がいた。

あ・・・怪しい・・・
ブランド服で全身覆っているし、
異常なオーラを発している
今まで会ったことがないタイプの人間だ・・・
目もガンガンにギラついている

金持ち青年は僕に向かって低い重低音の声で挨拶してくれた

金持ち青年:「こんにちは、XXXです」
自分:「こんにちはガリヴァーです」

金持ち青年:「ガリヴァーさんは何が目的で今日こられたんですか?」
自分:「YouTubeを見てこの人に会いたいと思って来ました」

金持ち青年:「ガリヴァーさんの目標はなんですか?」
自分:「本業続けながらお金を稼ぎたいです」

そんなやり取りが何度か続いた後、
僕は、「YouTubeで聞いていた人の声だ、思っていたより礼儀正しい」と感じていた。

部屋にも僕の他に5人の人がいた。
全員僕よりも若そうだ。

会話の様子を伺うに他の人たちは金持ち青年のコンサル生のようだ

金持ち青年はオーダーしたシーシャがテーブルに配置されると
すごい勢いでスパスパとシーシャを吸い始めた

そして懇親会なるものが始まった

金持ち青年は足を組んでシーシャを豪快に吸いながら、
色んな話を繰り広げていく

おっ 面白い!金の匂いがプンプンする。

僕も仕事で会社の社長や業界の偉い人たちと会う機会も多いが、
金持ち青年の話は今まで聞いた話の中でダントツに面白い。

小手先やテクニックの話ではなく、
物事の本質を捉えて話をしている印象を受けた

目の前にいる人が億万長者なんだー
やっぱり自分の目で格上の人間を見ると震えるな

なんて思いながら、必死に携帯でメモをとり、
金持ち青年の話にのめり込んでいった。

金持ち青年の口からは、

「ビジネスとはそもそも何?」
「お金って何をしたら生まれるのか?」
「成功者に必要な条件とは何か」
「億万長者になると見えてくる世界」
「将来の夢」

などなど、
会社では聞いたことがないような話が続々と出てきた

まじですげーーーと心の中で連呼しながら、
心の中で知的好奇心が爆発しているのを感じていた

テーブルに置かれたシーシャを吸う時間ももったいないと感じた。
一言一句、彼の発言を聞き漏らしたくない

人の話を聞くのがこんなに面白いと最後に感じたのはいつだろう・・・

シーシャバーに入店してから3時間が経過した段階で、
一旦解散することになった。

僕は会場の近くにホテルを予約しており、
この日は朝まで行く覚悟だった

だってYouTubeで話をしている人は
明らかに夜型人間できっと3時くらいまで
活動するタイプの人なんだろうなーと思っていたから

思っていた通り、金持ち青年は「二次会行きます?」と
誘ってくれたので僕は迷わず「行きます!」と即答して、
一緒のタクシーに乗り込んだ。

二次会の場所は麻布にあるシーシャバー
一次会のシーシャバーよりも明らかに高級感が溢れている

2階のVIP部屋に通されて、部屋の中には虎の毛皮が壁にかかっていた。
床にはふかふかの絨毯が惹かれていた。

このお店も金持ち青年の行きつけの店のようで、
店員さんとも顔見知りだったっぽい。

東京のど真ん中 麻布のシーシャバーの常連さんってだけで
超やばいじゃんこの人って感じ

青年は一次会に続いてビジネスについて語り始めた
僕も一次会ではできなかった質問をたくさんした

自分が抱えている悩みやコンプレックス
将来のビジョンなどを隠さず全て打ち明けた

金持ちは青年のリアクション1つ1つは大きくはなかったが、
「それ面白いですね」と低い声で言ってくれた時はとても嬉しかった。

二次会の会場を後にしたのは午前3時くらい。
金持ち青年から「ガリヴァーさん明日は何してるんですか?」と聞かれた。

僕は特に予定がなかったので
「10時くらいに品川のホテルチェックアウトして実家に帰ります」と答えたら、

金持ち青年は「じゃあ明日ランチ一緒に食べましょうよ」と誘ってくれた。

僕は「まぢで???ランチも一緒に食べれるの?」と思って、
即答で「はい明日もご一緒させてください」と答えていた

年齢は僕よりも一回り下の青年

でも彼とのコミュニケーションに不快感は全くなく、
むしろリスペクトしかない

海外で過ごした時間が長いせいか、
年齢なんてどうでもいいと思っている

優秀かどうかに年齢なんて関係ない
24歳で1億円稼ぐ青年の話なんて聞きたいじゃないか

プライドが低いとかそうゆう話ではなくて、
この人といたら自分は成長できる気がすると思ったから、
もっと一緒に過ごしたい、ただそれだけ

青年と別れてホテルに戻った後も興奮は収まらない。

この感覚を忘れたくないと思い、
頭の中を紙に書き出した。

せっかくだからお礼のメッセージを送ろうと、
LINEで今日の感想を青年に送信した

後から知ったのだが、僕が取った行動は
金持ちがとる行動パターンに似ているらしい

すなわち何かの懇親会や講演会に参加したら、
その日中に感想を送信する

僕は普段からこの習慣を行っていたので
自然と出来たのだが、世の中の90%の人は出来ないらしい

そうか僕にも成功者になる素質が備わっているんだ
と思うと自信が湧いてくる

翌日、金持ち青年が指定する寿司屋でランチを一緒に食べた。
青年からは昨日よりも少し柔らかい印象を受けた。

寿司を食べながら、金持ち青年の過去の話や、
将来どんな世界を作りたいかなどを聞いた

自分は大学受験に失敗して海外の大学に逃げたこと
昔はダメダメだったけど、死ぬほど勉強してお金もちになったこと
将来は貧困を撲滅したいことなど

青年の過去や考えを聞くうちにファンになっていった。
そしてどうしてもこの人から自分も教わりたいと思い、

自分:「コンサル受けさせてもらう事出来ますか?」
青年:「僕のコンサルめっちゃ高いすよ」

自分:「いくらですか?」
青年:「600万円」

自分:「買います!でもすぐにお金を用意できないんで時間もらえますか」
青年:「どれくらいかかりそうですか?」

自分:「2週間ください」
青年:「わかりました、お金の用意ができたらこの銀行口座に送金してください」
自分:「承知しました」

心臓がバクバクしていた
600万円めっちゃ高いなーーーー

今証券口座にいくらあったったけ
積立NISAを全解約して、保有株も全部売れば、600万いけるか

いやぁでもこれ詐欺だったらどうしよう
600万円払って逃げられたらめっちゃ後悔するな


などなど、いろんなことが頭の中をぐるぐる回った

でも今の状況ってなんか面白い!!!

色々自己流でやったけど、全部うまくいかなかった。
これは学ばなければ絶対に上手くいかない。

時間が無駄だから人からもう学んじゃえって感じ

それから僕は証券口座からお金を移動させて、
600万円を金持ち青年に支払った。

三井住友銀行の携帯アプリ画面から送金する際には
ブルブル震えていたが、
まあ失敗してもいっか、心がやりたいって言ってるんだからやろうよって
思って送金ボタンを押してしまった

すぐに青年から連絡があった

「僕のノウハウは全てここにあります。この動画を見ながら知識を身につけてください」

そのメッセージの直後に
Evernoteのリンクが1つ送られてきた。

そこには大量の動画が収められていた。

僕は一言「師匠、これからよろしくお願いします」とだけ返信して、
早速動画を見始めた。

その日から僕の勉強づけの日々がスタートした。

毎日が楽しくなってきた

その日から僕は空き時間があれば師匠の動画を見ていた。

・朝起きて顔を洗うまでの間
・朝ごはん作る間
・自宅から会社までの出社時
・会社でランチを食べている間
・トイレで用を足している間
・家に帰ってからも動画を聞きまくった

それだけでは我慢できず、
ビックカメラに行って防水イヤフォンも購入し、

シャワーを浴びる時、
お風呂に入る時、
サウナに入る時もも動画を聞いた。

どれもかしこも、
目から鱗のコンテンツばかりで、
知識を1つずつ習得するのが楽しくて仕方がなかった。

僕が初めて動画を見て師匠のファンになってから、
師匠のコンサルを買うまでの行動パターンが、
全てわかりやすい言葉で言語化されていた。

学べば学ぶほど知識レベルが上がる感覚が楽しい。

今日なにしようかなと悩むことも無くなった。
他人が羨ましいと思うことも少なくなった。

だって自分は勉強がしたくてしたくて仕方がないから。

人と遊んだり、他人を羨ましがる時間があれば、
勉強がしたい!!

読みたい本もどんどん増えていく。
僕のKindleの中には待機中の本が常に20冊は溜まっている。

この本をじっくり読めるのかと思うと、
次の週末が待ち遠しくて仕方がない。

まさにそんな感覚。
自分で言っててキモいと思うが、本音だから信じて欲しい。

まさか自分でもこんな感覚になるとは思わなかった。

ちなみに勉強がしたい!!と強く思い始めると、
自分の生活習慣や行動も変わり始める。

まず体にエネルギーがないと、
仕事が終わるとくたくたになってしまう。

そうしたら勉強ができなくて困ってしまう。

だから、強靭でエネルギッシュな体を作るため、

・パーソナルジムで筋トレを始めた
・睡眠時間を7−8時間確保するようになった
・月に8回サウナに通うようになった
・反り腰を治すために骨盤矯正、歩き方矯正を始めた

次に、いくら強靭な体とエネルギーがあっても、
余計な仕事を振られてしまうと、
自分の勉強の時間がなくなってしまう。

だから、

・人とのコミュニケーションを変え始めた
・心理学を勉強し、仕事で実践し始めた

すると、

・入社2年目の部下の肥満が解消し始め、顔にエネルギーが湧き始めた。
・社内・社外の会議で主導権を握る場面が増えた
 ・「仕事頑張ってますね!」と言われるようになった

また、心理学を学んで、
第一印象をよくした方が得する事がわかったので、

・脱毛に通い始めた
・髪を伸ばしヘアケアにこだわり始めた
・時折エステに通い、肌のスキンケアにこだわり始めた

すると、好きな香りがみつかってきて、
この香りを嗅ぐと幸せを感じることがわかったので、

・香水にこだわり始めた
・部屋でお香やキャンドルをつけるようになった
・ボディソープやボディクリームを好きな匂いで統一した

イメージとしては、

強靭な体作りとエネルギー補填をベースとして、
自分が幸福になる瞬間を1秒でも増やしている感覚。

自分の行動全てが意味があり、

仕事も楽しい
勉強も楽しい
仕事と勉強を両立するために出来ることは何でもやるぜ

というマインドが醸成されつつある。

昔の自分では考えられなかったことだ。

自分が少しずつ進化しているのが、本当に嬉しい。

これからも、

成功者の真似をすること。

を続けながら、幸せな人生にしていきたいと思っている。


成長の黄金ルール:インプット3割 アウトプット7割

成功者の真似をする中で圧倒的に自分に足りていないと思ったのは、
アウトプットをする習慣だった。

昔から本を読んだり勉強するのは好きだった。

分からないことを「なぜだ?」と追い求め、
答えを探す作業はとても楽しい。

頭の中にはいつも「??」が溢れながら生きている。

(たまに考えすぎて疲れる時もあるので、そうゆうときは迷わずリラックスするようにしている)

勉強する中で学んだことの1つにアウトプットの大切さがあった。

頭がいい人というのは、
インプットが3割、アウトプットが7割なんだと。

なんでも脳科学的に分析すると、インプットしてから大体2週間は、
脳の「海馬」という箇所に記憶が保存される。

その2週間の間に脳が「大事な情報」と認定した記憶は、
「海馬」から「側頭葉」に移動した後、「記憶定着」するそうだ。

これを知った時、

「えーーーーー??自分の場合インプット9.5割やん。」
「これって勉強の効率めちゃくちゃ悪いやないかい」

ってショックを受けた。

「きっと海馬に情報が流れては消えて無くなってたんだろうな・・・」

一方で、何かの勉強をした後、
「この情報めちゃくちゃ有益だから家族や同僚とシェアしたい!」と思って
話しまくった内容は記憶に定着している気がする。

「そうか!このムーヴを意図的に作れれば、自分はもっと成長できるんだ」

そんな思いから情報発信をすることにした。

目指す姿は、’インプット3割 アウトプット7割’ 。

そんな習慣をつけたいと思ってブログを始めた。

書くと話すを掛け合わせると最強になるようなので、
YouTubeでも発信をしている。

ただ闇雲にアウトプットするのではなく、

読み手にとって役にたつ知識、
面白いと思ってもらえる情報

を届けていきたい。

僕が学んだ内容で少しでも人生が豊かになったり、
何かに挑戦している人を間接的に応援することができたり、

そんなことが実現できたら最高だ。

僕も会社以外の人間関係がもっとたくさん欲しいと思うし、
お互いに学び合いながら成長できる人たちと出会いたいと思っている。

まだまだ先は長いけれど、少しずつ毎日0.1mmずつ成長していきたい。

2024年3月9日 ガリヴァー


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